タイヤの減り方って、「どの車でも同じだよ~!」…と、思いますよね。自分も、そう思ってました^^;
ということで、今回は軽・コンパクトカーの、タイヤの減り方の特徴、またそれに合ったメンテナンス等を御案内させて頂きます。
軽・コンパクトカー(前輪駆動車の場合)
写真でも説明がある通り、普通車のタイヤと比べて軽カーのタイヤは外径(直径)が小さい為、一回転で進む距離が短くなります。同じ距離を走っても、軽カーの方がたくさん回転するので、必然的に減りも(普通車と比べて)早くなるんですね^^;
あと、フロントとリヤで別々に見てみると…
①フロントタイヤ… 現在の殆んどの軽自動車は、FF(前輪駆動)です。フロントのタイヤで車を引っ張って舵もとる。おまけに、フロントにエンジンが載っかってて重い^_^;あと、街乗りで小回りすることも多い為、前のタイヤは編摩耗(片減り)する傾向にあります。これらを聞いただけでも、かなり前のタイヤには負担が掛かってるのが解りますよね!
②リヤタイヤ… リヤのタイヤは駆動してなく、付いていってるだけです。車重も軽い為、リヤタイヤは、ほぼ減る事がないです。
①と②の特徴(減り方)から…フロントのタイヤの方がリヤに比べて、減りが早いのは歴然ですよね!…すぐ出来るメンテナンスとして、早めに「ローテーション」(前後の入替え)する様に心掛けると、それだけでもずいぶんトータルで長持ち度が変わってきます!あと空気圧も、少し高めがいいでしょう。
前輪2本だけ交換して行けばいいんでは?と思われる方もいらっしゃるでしょう!?ですが、年数が経つと劣化してしまう為(溝は残ってても)、結局はリヤタイヤも換えなければなりません。
現在、各メーカーで販売されてる「軽・コンパクト用タイヤ」は、こういった軽の特徴を考慮し作られています。次回、タイヤ交換をする際には、検討の視野に入れておくのもいいかも知れませんね(^-^)
MKガレージ・川上